Shokz OpenFit 2レビュー - Web会議の疲れから解放された半年間
つけているのを忘れるほど軽いShokz OpenFit 2を半年使ったリアルな感想
つけているのを忘れる軽さ
Web会議が終わるたびに耳の痛みに悩まされていた私が、Shokz OpenFit 2に出会って半年。結論から言うと、もう手放せない存在になりました。
片側わずか9.4gという軽さは、本当に「つけているのを忘れる」レベル。朝から夕方まで連続でWeb会議が入っても、耳への負担をほとんど感じません。オープンイヤー型で耳を塞がないので、長時間使用しても耳の中がジンジンすることがなくなりました。
チームメンバーにも好評な通話品質
「今日、声がすごくクリアに聞こえるけど、何か変えた?」
使い始めて1週間ほどで、チームメンバーからこんなコメントをもらいました。4つのビームフォーミングマイクとAIアルゴリズムによるノイズキャンセリング技術のおかげで、自宅の生活音(洗濯機、エアコン、外の車音)を気にせず会議に集中できます。
こちらの声もクリアに届くので、相手にストレスを与えることもありません。これは本当に大きなメリットです。
物理ボタンという意外な利点
以前使っていたタッチ操作式のイヤホンは、誤操作が多くてイライラすることも。OpenFit 2の物理ボタンは、クリック感があって確実に操作できます。Web会議中のミュート操作も、手探りで確実にできるのは助かります。
正直な話、タッチボタンのイヤホンにはあまりいい思い出がないので、この点は予想以上に満足度が高いポイントでした。
マルチポイント接続の便利さ
PCとスマートフォンを同時に接続できるマルチポイント機能。最初は「あったら便利かな」程度に考えていましたが、実際使ってみるとかなり重要な機能でした。
PCでWeb会議中に電話がかかってきても、シームレスに切り替え可能。いちいちBluetoothの接続を切り替える必要がないのは、思った以上にストレスフリーです。
音楽鑑賞には微妙だが…
ここは正直に。音楽鑑賞については微妙です。オープンイヤー型なので外の音がガッツリ聞こえます。電車内や騒がしいカフェで音楽を楽しみたいなら、ノイズキャンセリング機能付きのカナル型の方が向いています。
ただし、自宅での作業用BGMとしては問題なし。また、ランニング中は周囲の音が聞こえるので、安全面では大きなメリットです。
防水性能でスポーツにも
IP55の防水性能で、汗や雨を気にせず使えます。実際にジョギングで使用していますが、汗をかいても全く問題なし。車の音や自転車のベル音が聞こえるので、屋外でのランニングも安心です。
バッテリーは十分すぎる
単体で11時間、ケース込みで48時間のバッテリー。朝から夕方まで使っても余裕です。10分の充電で2時間使える急速充電も便利。うっかり充電を忘れても、コーヒーブレイクの間に充電すれば午後の会議に間に合います。
半年使った総合評価
おすすめする人:
- 長時間のWeb会議が多い人
- 在宅ワークが中心の人(宅配便の到着も逃さない)
- 眼鏡ユーザー(干渉しない設計)
向かない人:
- 音質最優先の人
- 騒がしい環境での使用がメインの人
本音を言うと、OpenFit 2は完璧ではありません。でも、Web会議用ヘッドセットとしては、これ以上の選択肢はないと断言できます。長時間装着の快適さ、クリアな通話品質、便利な機能。リモートワークの質を確実に向上させてくれる、まさに「Web会議の救世主」です。
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